日本茶のルーツとは?

日本茶といったら千利休の茶の湯をイメージする人が多いのではないでしょうか。
茶の湯はわび茶の祖、村田珠光から千利休へと受け継がれ、
庶民の間でもお茶を楽しむ風習が生まれたのです。
日本茶のルーツは、中国にあります。
中国の武陵山から世界に広がっていき、そのルートの違いによって、
お茶の呼び方が違っているのが特徴です。



日本には北京やモンゴルを経由して伝わってきました。
日本茶も紅茶も中国茶も、すべて同じ木が元となっています。
それぞれ製造方法が異なるために、違ったお茶として
楽しむことができます。
平安時代に最澄が茶の実を植えたとされ、
鎌倉時代になってからお茶の生産が活発になっていきました。
お茶は薬として飲まれたり、儀式に使われていたものですが、
除々に庶民が飲めるお茶に変化していき、
やがて大衆化していったのです。



茶道にはさまざまな決まりごとがあり、
茶道に使うアイテムすべてにこだわりがあります。
とても礼儀作法が難しいというイメージを持つ人がたくさんいますが、
お茶は自由に楽しむものです。
日本茶に毎日触れ、お茶の楽しみを実感したら、
茶道を習ってみてはいかがでしょうか。



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